ISO14001<環境>
ISO14001とは
ISO14001とは、環境マネジメントシステム(EMS)のことで、ISOが1996年に制定した規格で、組織(企業・自治体など)に対して環境に負荷をかけない事業活動を継続して行うように求めた規格となっております。
経済の発展に伴い、“大量生産”“大量消費”“大量廃棄”による数多くの環境問題が引き起こされるようになりました。大気汚染・地盤沈下・水質汚濁・大量のごみ問題・地球温暖化・オゾン層破壊・酸性雨など、一部の地域の問題から地球環境全体の問題へと波及しております。このままでは安全な地球を次世代へバトンタッチすることは不可能です。
つまり、安全な地球を維持し、しかも持続的に発展するような社会を作る必要があります。そのためには、各個人の環境に対する取り組みだけでなく、個人に比べて環境に対する負荷の大きい企業(組織)が、環境へ負荷をかけない仕組み作りを構築する必要があります。それを国際的な規格として制定し認証するような仕組みにしたものがISO14001なのです。
ISO14001を認証取得するということは社内的に環境意識を意識付けるだけでなく、対外的にも環境に対して取り組みを行っている企業であるということを証明することになります。
主な支援内容
フェーズ | 主な支援内容 |
EMS構築 |
•ISO14001規格内容説明 •環境側面調査・影響評価 •適用範囲の決定 •方針作成 •各種文書類設計、作成 |
教育 |
•教育内容検討 •教育資料作成 •研修実施 •記録作成 |
内部監査 |
•内部監査員養成研修実施 •内部監査実施 •予防、是正処置 •マネジメントレビュー実施 •記録作成 |
審査対応 |
•事前審査対策 •指摘事項補正 |
環境文書のシンプル化・簡素化